日本人の食生活はかなり変わってきました。
欧米に比較して、これほど自国の食生活文化を捨て去った国は無いと言われます。
ハワイを観光した時にアメリカ人のガイドに言われました、「日本食はヘルシーで体にいいのに、何故日本人はごはんなどの日本食を食べないの?」
これには返答できませんでした。
では、何故そうなったのでしょう?。
いろいろな原因が挙げられますが、その一つが学校給食でパンを小さい頃から食べたことだと言われています。
これは、昭和20年代中頃(1950年代中頃)から始まった栄養改善運動で伝統的な日本食の替わりに小麦を中心とした欧米風の食生活を進めたことに始まります。
結果として日本食のヘルシーで体に良い食事をも捨去る結果になりました。
それは、私たちの食事が自然に欧米化したのではないことを意味します。
つまり、人為的に替わったと思われます。
1954年、アメリカは余剰農産物処理法(農業貿易促進援助法)を成立
1956年、昭和31年2月10日、「米国余剰農産物に関する日米協定」の調印
学校給食用として小麦及びミルクの寄贈
遠大な計画?
ある大手ファーストフードの社長さんが「小さいときからハンバーガーを食べてくれれば、それがお袋の味になってくれる。そして幾つになっても食べてくれる。」そのような旨の発言をされたことがありました。
それ自体は悪いことではありませんが、ここに大きなヒントがあります。
小さい時に身につけた食事は大人になっても変わりにくいということです。
大手ファーストフードと同じ様なことが学校で行われました、みんな毎日パンを食べました。
1997年に学校給食でごはんを導入するまで40年もです。
当然、学校に通った子供たちはパン食になれました。子供たちが大人になる年齢になると、それと符合するように米の消費量は少なくなり始めました。
では、お米から小麦中心の食事に変えられたのは何故でしょうか?
それは1950年代のアメリカの余剰小麦の輸出と日本の小麦の輸入にあると思われます。
皆さんがご存知の通り、アメリカは余剰小麦を輸出する際に今後も常に輸出できるようにと考えました。(そうすればアメリカは沢山お金を儲けることができます。)
これを行うためには小さい頃から小麦の味、特にパン食や欧米料理などの粉食に慣れてもらう必要がありました。そうすれば大人になっても米を中心とした食事よりはパンを中心とした小麦を使う料理を食べるからです。(ずっとお金を儲け続けるシステムを作るのはビジネスの基本です)
その結果、米を主食とした国でも必ず小麦を多く消費し始めます。
そのため当時は栄養改善運動が行われ、小麦を中心とした欧米風料理の推進が行われました。米を食べなくなるかわりにパンを中心とした食生活になることで小麦を買い続けることを狙ったと運動と思われます。
その結果が現在の状況だと思われます。
小麦を中心とした粉食が悪いというわけではありませんが、考えさせられることです。
今飽食の時代を生きる私たちですが、ヘルシーで肥満になりにくいといわれるお米を中心とした日本食の良さを再確認することが大切だと思います。
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